ワインとの出逢い

ワイン

コロモデの要でもあるワイン。大学卒業後、就職先がワイン輸入会社でした。

ワインの複雑な味に驚く

 大学時代、興味を持っていたのが旅行と食でした。就職氷河期と言われた時代で、就職した先がワインの輸入会社でした。それまでワインはさほど飲んだことがなく、入社と同時にワインの勉強が始まりました。
 当初、ワインの複雑な味、たくさんの銘柄に驚き、覚えるの必死でしたね。知識が増えることで楽しみを知り、グラスを持つたびにじっとにらめっこしていました。同僚と集まっては、あーでもないこーでもないとワインを語り合うのが好きでした。思い出のワインも色々増えました。先輩から教わった銘柄は、当時の私には難しい味で、「なぜこれが好きなの?」と不思議に思っていたり。しかし、今はそのワインが好きだったり、人の好みって変わるんです。

退社後ニュージーランドへ

 5年半務めた輸入会社を辞め、ワーキングホリデーを使いニュージーランドに1年間行きました。ワインを知るためというより、海外に住んでみたかったのですが、現地のレストランで仕事をしていた時、地元の人たちが席を座るや否や”ワイン”を注文するんです。「一杯目はビール!!」と思う日本人とは違っていました。どのテーブルを見てもワインのボトルが気軽に開けられて、あれよあれよという間にボトルが空に。そして「Another one!」と追加しているところを見て、文化の違いを実感。

NZで

こうじゃなくては、楽しくない!

 料理が運ばれてくるまでは、ワインを飲みながら会話が弾み、楽しそうな時間が流れていました。誰もワインを窮屈に感じていませんでした。そのレストランで出されているワインは高級ではありません。気軽に注文できる値段でした。
 日本の場合、ワインのイメージが高価ということもあって、緊張してメニューを見て、固まり、やっぱりやめておこうかなとか、注文する時も「ワ、ワ、ワインください!」なんていうことも。こうでは、注文したワインも美味しく、楽しくありません。もっと気軽に楽しんでもらいたいな~と思い、メニューには高級な銘柄を並べるのではなく、幅広い価格帯を置くようにしています。そして、すべてのワインを私たちが自らテイスティングし、納得したものを選んでいます。

専門家ではありません

 私たちはただのワイン好きです。専門家ではありませんが、ワインのことを伝えるのが大好きです。皆さんに好きになってもらい、コロモデだけでなく、食卓やレストランでも是非ワインを楽しんでいただきたい!と思います。色々なお話しを通してワインの魅力を伝えています。毎年7月には”ロゼ祭り~Colomode Rose Month~”を開催しています。私たちの大好きなロゼワインをもっと知ってほしいと思い、1カ月間ロゼワインのメニューを多くしています。
 コロモデでみなさんお好みの1本に出逢っていただけるように努めております。是非、お気軽にワインについてお尋ねくださいね。

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